ポケットWi-Fiならいつでもどこでも電波が圏内であればインターネットを楽しむことができます。
一昔前のポケットWi-Fiは月間の通信容量が決まっていたものの、最近のポケットWi-Fiは通信量無制限が当たり前!!
契約もネットで簡単にでき、工事も不要な為、開通までの手続きが面倒な光回線の代わりにポケットWi-Fiを無制限プランで契約するという方も増えているようです。
そんな通信容量無制限のポケットWi-Fiですが、多くの会社から展開されている為どれを選ぶか悩んでしまうところです。
この記事ではポケットWi-Fiの基本的知識から通信量無制限の詳細な仕組みや、おすすめの無制限ポケットWi-Fiをご紹介。
これから無制限のポケットWi-Fiを探そうという方にピッタリの内容ですのでぜひ最後までお付き合いください。
ポケットWi-Fiは完全に無制限ではない
今回は通信量無制限のポケットWi-Fiを探す記事なのですが、ここで「通信量無制限」についての大事な情報をお伝えする事にしましょう。数年前までのポケットWi-Fiには無制限といったプランはなく、どの会社であっても月間7GB、もしくは5GBといった通信量制限がありました。
それからUQWiMAXが通信量無制限というプランをポケットWi-Fi業界でいち早くスタートさせ、以後他社ポケットWi-Fiでも無制限プランを展開するようになり、現在のポケットWi-Fiは無制限プランが主流になったのです。
しかし!通信容量が無制限だからといってポケットWi-Fiをむやみに使ってしまうと、通信速度制限にかかってしまうのです。
通信量無制限のポケットWi-Fiって言ってるのに、結局制限があるとはどういうことなのでしょうか。
実はポケットWi-Fiはどこの会社のものであっても直近3日のうちに規定の通信量を超えてしまった場合、通信制限がかかってしまうのです。
これを3日制限と呼びます。
3日制限までの通信量の目安は各社ごとに違うのですが、制限にかかってしまった場合、翌日の18時~26時ごろの間まで速度が制限される仕組み。
実質無制限について
ポケットWi-Fiに無制限はないという話を前項で述べましたが、そんな中でも各社の広告を見ると「無制限」とうたっているのを見かけます。これはどういうことなのでしょう?
ポケットWi-Fiの会社の広告をよく見ますと「実質無制限」という表記をしています。
実質無制限というのは、言葉通り限りなく無制限に近いというもの。
ポケットWi-Fiの世界でよく使われるこの言葉は、3日制限の解釈から生まれました。
すなわち直近3日間に決められた通信量を超えなければ、ずーっと無制限で使う事ができるという事。
この3日間の規定通信量も大手のポケットWi-Fi会社では10GBと定めており、余裕を持った容量であることから、ほぼ無制限で使用できると解釈されているのです。
また、万一通信制限にかかってしまった場合でも制限時の速度は1Mbps。
これはYoutubeの視聴程度なら、充分耐えられるほどですのでポケットWi-Fiは実質無制限だといえるのです。
10GBでできることとは?本当に大丈夫なのか?
3日のうちに10GB使えることから実質無制限と言われているポケットWi-Fiですが、10GBという容量でいったいどれほどの事が可能なのでしょうか?ここでは10GBを消化する具体的な目安を紹介することにしましょう。
10GBでどれくらいの事が可能か?動画視聴による比較表
項目 | 1分間の消費データ例 | 3日10GBで視聴可能時間 |
Youtube標準画質 | 約5MB | 約33時間 |
Youtube高画質(HD) | 約10MB | 約16時間 |
Netflix高画質 | 約16MB | 約10時間 |
DAZN | 約50MB | 約3.3時間 |
スポナビライブ高画質 | 約30MB | 約5.5時間 |
Hulu720p | 約8MB | 約21時間 |
こちらをご覧いただければ分かる通り、Youtubeの標準画質であれば丸1日以上見れるという計算、高画質のHDであっても16時間は見れるのですからHDで映画を1日2本ずつ見たとしても3日で10GBには到底届きません。
このように見てみますとポケットWi-Fiが無制限で使い放題というのが分かると思われます。
ポケットWi-Fiを選ぶなら料金で比較
ポケットWi-Fiが実質無制限で使い放題というのはご理解いただけたかと思います。こちらではいよいよ、無制限ポケットWi-Fiを選ぶにはどれがいいの?という事で、無制限ポケットWi-Fiの各種類について説明していきましょう。
ポケットWi-Fiには回線の種類から2つに分かれます。
それはLTE回線とWiMAX回線です。
LTE回線とは皆さんが一般的にお使いの携帯電話回線と同じ回線です。
一方WiMAX回線とは、UQコミュニケーションズという会社が展開するインターネット接続のみに特化した独自回線になります。
両回線の違いを述べるならLTE回線が携帯電話でも使用されているほど、対応エリアが広範囲で、WiMAX回線に比べて繋がりやすい点。
WiMAX回線は屋内建物の電波干渉を受けやすいという問題点があります。
それでも日々の進化で繋がりやすさは改善しており、ルーターによってはLTEオプションを搭載している機種もありますので、扱いやすさの点では両社ともさほど違いはありません。
※LTEオプション
WiMAXが圏外で繋がらない場合、ルーターの通信モード切り替えでLTE回線を使用できるオプション。
本来このモードを使用した際、使用月には別途月額1,005円が追加されるが2017年6月より無料化。
ただし、LTEモードには無制限ではなく、月7GB制限が適用され、超過の際の速度は128kbpsまで制限されてしまうので使用には注意が必要。
WiMAXルーターWX04やW05に搭載。
WiMAXが圏外で繋がらない場合、ルーターの通信モード切り替えでLTE回線を使用できるオプション。
本来このモードを使用した際、使用月には別途月額1,005円が追加されるが2017年6月より無料化。
ただし、LTEモードには無制限ではなく、月7GB制限が適用され、超過の際の速度は128kbpsまで制限されてしまうので使用には注意が必要。
WiMAXルーターWX04やW05に搭載。
ひと昔前までは、WiMAXは実質無制限でLTEは月間の通信容量制限があるなど、使い勝手においての違いがあったのですが、今となっては両社とも実質無制限。
さらに性能面でのほとんど違いがないのです。
ではLTEとWiMAX、ポケットWi-Fi選びでどちらが良いのか比較するには、どの点を比べたらよいのでしょうか?
比較すべき点は、月額料金です。
ここではポケットWi-Fiの代表格とされる3社、ワイモバイル(LTE)・Yahoo Wifi(LTE)・WiMAXの無制限プランでの料金を比較してみたいと思います。
- ワイモバイル ポケットWi-Fi
- 無制限アドバンスオプション適用:4,380円
- Yahoo Wifi
- 無制限アドバンスオプション適用:4,380円
- UQ WiMAX
- 無制限UQFlatツープラスギガ放題:4,380円
不思議な事に3社のポケットWi-Fiの無制限プランで料金を比較したところ、どのポケットWi-Fiも同じという比較結果に。
これでは料金比較も何もないように見えますが、ここからがポイントです。
WiMAXの無制限プランは、本家UQWiMAXではなく代理店を経由して契約すればぐんと料金がお得になるのです。
一番安い会社では月額3,000円を割ることも。
ですので、料金で無制限ポケットWi-Fiを比較するならWiMAXがお得なのです。
では、実際WiMAXの代理店にはどんあプロバイダがあるのか、WiMAXのおすすめ会社を紹介していくことにしましょう。
WiMAXのおすすめプロバイダ紹介
最後におすすめのポケットWi-Fiということで、WiMAXの通信量無制限プランの料金がお得なプロバイダをご紹介していきたいと思います。BroadWiMAX
無制限プラン3,411円と、とにかく安さに特化したともいえるポケットWi-Fi!他社との違いに初期費用の発生があるのですが、だいたいどの時期でも初期費用無料キャンペーンを行っているので心配はご無用。
しかしこのBroadWiMAXは、他社のようにキャッシュバックキャンペーンなどは行っていないのが唯一残念なところ。
GMOとくとくBB
無制限プラン3,609円と、こちらも料金の安さが目を引くGMOとくとくBB。GMOの大きなメリットはキャッシュバックキャンペーンの充実度。
時期にもよるのですが、いい時では4万円を超すキャッシュバックがあることも。
キャッシュバック狙いでポケットWi-Fiを探すならGMOとくとくBBで決まり出しょう。
BIGLOBE WiMAX
無制限プラン3,695円と、比較的お得。こちらもキャッシュバックを展開しておりW05、WX04、L01sのルーターを選べば3万円のキャッシュバックとなっています。
いかがでしょうか?
通信量無制限のポケットWi-Fiを選ぶ際に必要な情報を紹介してきました。
今時のポケットWi-Fiは通信量無制限がほとんど主流。
その中で何を基準に比較するのかというと、それは料金の安さ!!
安さで無制限ポケットWi-Fiを比較するならWiMAXで、かつ代理店が展開しているものがお得という結果になりました。
ポケットWi-Fiの無制限プランをお探しの方は参考にしてみてください。